第3回-小次郎講師からの課題
世界最高峰のチャート分析
「一目均衡表」を使って「ひとめで均衡を見抜け!」
From:小次郎講師
皆さん、勉強は進んでますか?授業も残り少なくなってきました。しっかりとついてこれてますか?
多分皆さんは後、1ヶ月とちょっとを残し、あらためて、授業内容の密度の濃さとレベルの高さに「ここまでとは思わなかった」と驚いているのではないかと思います。そして一部の方は、「こんなにたくさん覚えきれないよ」と悲鳴を上げているのではないかと思います。
私の35年の集大成ですから、それは濃いに決まっています。このカリキュラムにしっかりと食らいついて、
自分のものにすることが出来れば皆さんは一気にトップトレーダーの仲間入りです。
でもあせる必要はありません。
今までのカリキュラムの全てをマスター出来ていないとしても、動画を見るたびに、新しい発見があり、その都度皆さんは成長しているはずです。
自分が成長しているということを確認出来ることが大事なのです。
そして成長していればいずれゴールにたどり着くのです。自信を持ってください。
さて、今回は「一目均衡表」です。
世界最高峰のチャートですから、その全てを知ろうとすると、やはり覚えきれないなどという悲鳴が聞こえます。でもそのうちのひとつをマスターするだけでも大いに役立ちます。
その代表がこの、「ひとめで均衡点を見抜く」という分析法です。
復習してみましょう。
【一目均衡表を使ってひとめで均衡点を見抜く方法】
・現在の転換線の位置が短期勢力の均衡点です。
・現在の基準線の位置が中期勢力の均衡点です。
・現在の先行スパン2の位置(26日先に描かれています)が長期勢力の均衡点です。
均衡点がわかれば現在の買い勢力・売り勢力の力関係が短期・中期・長期とそれぞれ見抜くことが出来ます。
■短期
・現在の価格と転換線を見比べる
価格が転換線より上にあれば買方優勢
価格が転換線上にあれば買方・売方均衡
価格が転換線の下にあれば売方優勢
■中期
・現在の価格と基準線を見比べる
価格が基準線より上にあれば買方優勢
価格が基準線上にあれば買方・売方均衡
価格が基準線の下にあれば売方優勢
■長期
・現在の価格と26日先に描かれている先行スパン2とを見比べる
価格が先行スパン2より上にあれば買方優勢
価格が先行スパン2と同じ位置にあれば買方・売り方均衡
価格が先行スパン2より下にあれば売方優勢
ここまでよろしいですか?
下記の図を見てください。
黄色く塗られた□の部分が現在値です。
そして転換線の位置が青○、基準線の位置が赤○、先行スパン2の位置が緑○です。
価格とそれぞれを比較すれば、現在の買い勢力売り勢力のバランスがひとめで見抜けます。
このバランスは刻一刻と変化するのです。
今買いが優勢でも次の瞬間には売りが優勢になる。また買いが盛り返していく。
この変化を正しく感じ取ることが大切なのです。
そして、短期の勢力、中期の勢力、長期の勢力はそれぞれトレンドが違うということがよくあり、それらが別々でありながら影響を与え合っているというところまで読み取れれば一気に上級者になります。
この図から短期はやや売り方優勢、中期は買方優勢、長期も買方優勢ということが浮き彫りになったはずです。この訓練をさまざまなチャートでしてみましょう。
第4回の課題
課題は次の内容です。
例によってコメント欄に全員必ず書き込んでくださいね。
課題は手を抜かずに繰り返し繰り返しやってください。
チャート読解術というのは頭で覚えるものではありません。
繰り返し繰り返し訓練することにより、初めて得られる技術です。
自分で好きな通貨ペア、好きな足を選んでいただき、それを元に次のように記入してください。
①通貨ペア、足の種類
②そのチャートの日時
③どの証券会社のなんという名前のチャートシステムか。
④短期勢力・中期勢力・長期勢力の現状を
大きく買い優勢・買い優勢・やや買い優勢・売り買い均衡・やや売り優勢・売り優勢・大きく売り優勢の7段階の中からひとつ選び
■短期勢力・買い優勢
■中期勢力・やや売り優勢
■長期勢力・売り買い均衡
という風に記してください。
ちなみにどこからが「大きく買い優勢」で、
どこからが通常の「買い優勢」か等は全く個人の判断によります。
⑤コメントをひとこと
記入例
①通貨ペア ユーロ/ドル、足1時間足
②日時 2015年7月13日18時半
③カブドットコム証券 店頭FXナビゲーター
④
■短期勢力、売り優勢
■中期勢力、売り優勢
■長期勢力、やや売り優勢
⑤コメント
13日の15時から大陰線を付けて急落、一気に短期も中期も長期も売り優勢となってしまいました。今、雲の下限でサポートを受けているところです
。
売り勢力・買い勢力の戦いの記録が一目均衡表を見ると浮き彫りになりますね。(^^);
ページ下のコメント欄に書き込みましょう。
①通貨ペア、足の種類
②そのチャートの日時
③どの証券会社のなんという名前のチャートシステムか。
④短期勢力・中期勢力・長期勢力の現状を
大きく買い優勢・買い優勢・やや買い優勢・売り買い均衡・やや売り優勢・売り優勢・大きく売り優勢の7段階の中からひとつ選び
■短期勢力・買い優勢
■中期勢力・やや売り優勢
■長期勢力・売り買い均衡
という風に記してください。
ちなみにどこからが「大きく買い優勢」で、どこからが通常の「買い優勢」か等は全く個人の判断によります。⑤コメントをひとこと
①通貨ペア 英ポンド/ドル、足の種類 日足
②日時 2018/7/27 0:00
③カブドットコム証券 kabuステーション
④短期勢力・中期勢力・長期勢力の現状
■短期勢力・ほぼ売り買い均衡
■中期勢力・やや売り優勢
■長期勢力・売り優勢
⑤コメント 4月中旬までの比較的上昇相場から急に下げ、5月下旬からは週単位
の上げ下げを繰り返しながら緩やかな下降相場になっています。
今も雲の下限でサポートを受けて、緩やかに下降しています
1.GBP/JPY 1分足
2.’18.03.13 16:30
3.FXDD
4.短期 買い
中期 買い
長期 買い
5.上昇トレンド発生中
1. 米ドル円 日足
2. 日時2月16日 15時
3. GMO証券
4. 短期勢力 やや売りが優勢
中期勢力 売りが優勢
長期勢力 売りが優勢
5. 現在の長期勢力を判断する場合26日後の先行スパンを比較することでよいのでしょうか?
1 米ドル/円
5分足
2 2月3日1時:26
3 GM Oクリック証券
Iclick株F Xneo +
4 短期勢力 売り優勢
中期勢力 買い優勢
長期勢力 大きく買い優勢
5 おもしろくなってきました。
①usdjpy 15M
②2017,12,18 22:30
③Axiory MT4
④短期勢力・中期勢力・長期勢力の現状を
大きく買い優勢・買い優勢・やや買い優勢・売り買い均衡・やや売り優勢・売り優勢・大きく売り優勢の7段階の中からひとつ選び
■短期勢力・買い勢力へ移行
■中期勢力・やや売り勢力
■長期勢力・売り買い均衡
⑤売り勢力優勢から足が突き抜けやや買い優勢になりつつある。上位1H足は中期勢力の上に足がいるので買い目線か?
①通貨ペア ユーロ/ドル 1H足
②日時 2015年12月2日 23時(取引き時間外)
③マネースクエアジャパン FXポケトラ M2J
④短期勢力:やや買い優勢
中期勢力:やや売り優勢
長期勢力:買い優勢
⑤短期、中期は両方転換線、基準線と交わっていますが、売りか
買い優勢かの判断はろうそく足の高値と安値のどちらに近い
かで判断するので正しいですか?
①通貨ペア 米ドル/円 1時間足
②日時 11月25日 6時
③ DMM.com証券 DMM FX PLUS
④短期勢力 やや買優性
中期勢力 やや買優性
長期勢力 やや買優性
⑤コメント
11月16日から先行スパン2にあたり下げ当たって下げを繰り返している。
①通貨ペア 米ドル/円 4時間足
②日時 11月25日 6時
③ DMM.com証券 DMM FX PLUS
④短期勢力 やや買優性
中期勢力 やや売優性
長期勢力 売優性
⑤コメント
11月9日から基準線に当たっては下げ、当たっては下げを繰り返している。
①通貨ペア 米ドル/円 日足
②日時 11月25日 6時
③ DMM.com証券 DMM FX PLUS
④短期勢力 売優性
中期勢力 売優性
長期勢力 やや売優性
⑤コメント
11月17日から売へと反転して11月22日に売が大きく伸びた。
雲の中へ入ってどうなるのだろうか。